「ダイエットとあん肝と。」

「ダイエット」を考えてみる

先日、居酒屋にて。

“本日のおすすめ「あん肝」!“ (朱色筆で⚪︎付きのヤツ)

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絶対旨いヤツやん!

ほな大将!それとビールで!

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ん?

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てか、あん肝ってダイエットの時、大丈夫なん?

なんかダイエッターにはヤバそうじゃない?

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説明しよう!

あん肝ってカロリー高くないの?

イメージ通り高いですよー。
カロリーはねー

100gで400kcal。

100gって、ちまちました量じゃない居酒屋さんで出てくるくらいのボリュームです。

一般的な40代男性の目標摂取カロリー数値が2659kcal/日と言われてます(厚生省資料より)。
単純に3食で割ると。。。

883kcal/食

ってことはですよ、
あん肝100g(約1皿)で1食のカロリーの半分を摂取!

さらに。

あん肝アテにビールをくいくいっと。
いやー絶対旨いやつですよねー。

だと。

ビール100gで41kcalなので、500ml飲んだら200kcal。

あん肝1皿と生ビール500mlでしめて600kcal!

確かにカロリー高けぇ。

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糖質も高いんじゃ?

まんまとカロリーをぶっ込んでくるあん肝。

じゃあ糖質も高いんじゃ?

あん肝100g(約1皿)
糖質:2.2g
GI値:40g(低GI)

おっと、意外や意外。
実は糖質は低めのようです。

糖質摂取理想量を1食30〜40gとして(1日120gで管理)、その1食の中での2.2g。
ビールをくいくいっといったとしても…

ビール100ml
糖質:3.0g(500mlで15g)
GI値:36g〜69g(中GI)

合わせても糖質17.2gくらい。

まあ1食管理量の半分くらいはいってますが、合わせるお酒を焼酎にすれば 糖質はほぼほぼあん肝の2.2gのみ。
合わせるお酒次第では 糖質の観点からは特にダイエットに不向きではないかと。

注意!「プリン体」

あん肝を語る?上で避けて通れないのが「プリン体」。

「プリン体」ってアレですよ。痛風の原因でよく聞くやつです。

ざっくり説明すると、「プリン体」は、穀物とか肉・魚・野菜とかの食物全般に含まれる旨みの成分だそうです。

プリン体は体内でも生成されるし、摂取したものは分解されて尿酸に変化して体外に排出される仕組み。
でも、摂取し過ぎると尿酸量が排出能力を超えて、排出出来なかった尿酸が体内に蓄積されちゃう。
それが結晶化し悪さして痛風の原因となるといわれています。

プリン体量の物差しは以下の通り。

▪︎プリン体 極多:300mg〜
▪︎プリン体 多 :200〜300mg
▪︎プリン体 中  : 100〜200mg

▪︎1日摂取目安量: 400mg以内

さてさて。

上記をふまえて。

あん肝のプリン体量をチェックしてみましょう!

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ダラダラダラダラダラダラダラダラ〜

あ。ドラムロールです。

ダンッ!

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100gあたり、なんと

400mg

でした〜

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おおっ

100g一皿で1発退場のヤツじゃないですか。

さすがです。

やるやるとは聞いてましたが、またこれ、ごっついの放り込んできよりましたなー

しかも

ビールもプリン体多少あるし。

フォローじゃないけど、「栄養素は満点!」

とは言え。

ダイエットや痛風以外のあん肝の眺めはずいぶん印象が違います。
あん肝の魅力はなんと言っても他の食材では摂取し辛い多様な栄養素を含んでいることです。

【あん肝の栄養】
▪︎ビタミンA(レチノール):「目のビタミン!」
▪︎ビタミンB12:「赤血球の形成に役立つ!」
▪︎ビタミンD:「血液中のカルシウムを保つ!」
▪︎ビタミンE(トコフェロールα):「アンチエイジング!」
▪︎セレン:「甲状腺ホルモン活性化に!」
▪︎DHA(ドコサヘキサエン酸):「脳の発達に!」
▪︎EPA(エイコサペンタエン酸):「血液サラサラに!」

あん肝には人の身体に活力を与えてくれる栄養素これこのようにたくさん含まれているのですね!

他にも健康効果の例として以下の効果が!

夜盲症の予防
肌や粘膜の保護
免疫力向上
滋養強壮
抗血栓作用
認知症予防
骨粗鬆症予防

あん肝は身体全体の機能を活性化させて老化防止にも役立つスゴイ食材だということですね!

結論。「糖質低いがカロリー高め、栄養素は多様。でも、プリン体がヤバいので常食禁止」

間違っても主食にしちゃいけません。

おっさん痛風まっしぐらです。

愛おしくちびちびと、出来れば焼酎なんかと一緒にやるのが正しい食し方なのかもしれませんね。

【参考サイト】
▪︎グルコピア日立
▪︎大正製薬製品情報サイト
▪︎ふるさと産直村

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