「ケンミンショー」で美味しそうな“北海道民の常識“、新鮮なトウモロコシ特集をやっていました。
もぎたてのものを薄皮を残して茹でて食べるのが北海道流。
とにかく果物かと思うくらい甘くて美味しいのだとか!
見ているだけで涎が出てきて仕方ありません。
トウモロコシはもいだ瞬間から糖度が落ちていくそうです。
だから、収穫して日が経っている東京のトウモロコシなんて北海道民に言わせればトウモロコシでは無いのだとか。
圧倒的じゃないか!
糖度が違うんだよ、糖度が!
だそうです。
そう!
糖度!
ん。糖度?
糖度って糖分ですよね。糖質が多いってことですか?
厳密に言うと、糖度は糖質の中の1種だそうです。
難しいことは置いておくとしますが、糖度が高いということは つまりは糖質が多いってこと。
ということは、トウモロコシは糖質管理ダイエッターにとってはあまり歓迎できる食材ではないのかもしれません。
果たして!?
ちょっと調べてみましょう。
話をケツからしちゃうと、トウモロコシ1本あたりの糖質は24.1g。
1日総摂取糖質上限を目安120gとすると、1本で実に一食分強の糖質を摂れることになります。
比較してみると、トウモロコシの100gあたりの糖質量が12.5g、あの甘い玉ねぎが7.0gなので、なかなかの糖質保持者であり、一度に2本も3本も食べちゃうと、それだけで1日分目安最大糖質摂取上限に達しちゃうのがわかります。
ちなみに白米お茶碗一杯(100g)の糖質は35.6g。白米よりは抑えめですね。
ところで、糖質の弊害の目安として「GI値」という指標があるようです。
これは、簡単にいうと
「血糖値の上がりやすさを示した数値」
です。
糖質の弊害は血糖値を急上昇させることにより大量のインスリンが発生し、中性脂肪が貯まりやすくなったり、スパイクとなって様々な身体への弊害を起こすことが知られています。
このGI値は血糖値上昇に着目して食材を見ることの出来る指標なんですね。
つまり、単純に糖質量だけで「良い」「悪い」は厳密にいうと単純比較は出来ないということですね。
でも、正直ダイエット目的の糖質管理程度であれば、ぶっちゃけ単純比較でもそんなに支障はないと考えています💦
ちなみに、ですが、この「GI値」。
精白糖が100で、
トウモロコシは70。
白米は88。
我々のようなダイエッターにとっては「トウモロコシは白米に比べると糖質が少なく、血糖値も上がりにくいんだなあ」程度の認識で良いんじゃないでしょうか。
当たり前な話ですが、食材ごとに糖質以外にいろんな栄養素を含んでいます。
頑なに「これは糖質高いから絶対食べない」ではなく、食材の、大まかで良いのでその糖質量(可能ならGI値)を確認して、量を管理して色んな食材を食べるのが、ダイエットにおける健康的な糖質管理になるんだと思います。
コメント