ある日の出勤前のひと時。
我が家は朝は「めざましテレビ」をつけているのですが、そこで
「最近“干し芋が流行っている“」
ということで、どこどこの俳優さんがハマっているだとか、食物繊維が多いので食べても罪悪感が無いのだとか特集されていました。
ふーん。干し芋かぁ。
干し芋!?
罪悪感ない!?
ほんとなのかな!?
干し芋のことはあまり知りませんが、なんとなく糖質高めな印象があるのでダイエットをしている人にとってはあまり近づきたくない食べ物の印象ですが。。。
気になるので調べてみました。
【干し芋】100gあたり
糖質:約66.0g
GL値:約15(干し芋としてのデータが見当たらない為、サツマイモとして)
カロリー:約277kcal
脂質:約0.6g
下記は比較対象です。。
【ご飯(白米)】
糖質:約35.6g
GL値:約28
カロリー: 約342kcal
脂質:約0.9g
「GL値」というのは血糖値の上がりにくくさの指標となる値だそうです。
なるべく低GLの食品を選ぶことで、食後血糖値の上昇を穏やかにすることができ、ひいては中性脂肪を作りにくくするため、ダイエットにおける食事管理の指標の一つとなるわけです。。
※数値の目安
◾️低GL: 10g以下
◾️中GL: 11~19
◾️高GL: 20以上
では、上記の2つの食べ物を上の表に当てはめてみましょう!
干し芋→中GL食品
白米 →高GL食品
「血糖値の上がりにくさ」の観点で見ると、干し芋はまあまあ「罪悪感のある食べ物」でした。
でも、テレビで言っていたのは糖質の観点からというよりは、下記の効能が大きい為の「罪悪感が無い」ということかと思います。
・食物繊維が豊富
→ 腹持ちが良い。結果的に食べる量を減らすことが期待できる。
・ビタミンが豊富
→ビタミンE(老化防止効果)・ビタミンB1(疲労回復。柑橘系の2倍とか)・ビタミンC(身体の抵抗力を高める。でんぷんの防御効果で加熱しても壊れない))
・カリウムが豊富
→白米の540倍とか。余分なナトリウムの排出に効果。“腓返り“の予防にも役立つかも。
ダイエットをしていると、知らず知らずのうちに「高糖質・高カロリーは敵だ!」みたいな思考に陥ることがどうしてもあるのですが、こうやって干し芋一つ調べてみても、単に高糖質だから排除すべしと決して言えない様々な良い栄養を持っていることがわかり、反省しきりです。
食事管理というのはついつい食生活を偏りがちにしてしまいます。
ダイエットは 筋トレや有酸素運動と組み合わせることで、食事制限が度を超えるのを避けるのが大切だと改めて思った次第です。
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